IR情報

MESSAGE FROM THE PRESIDENT

株主の皆さまへ
代表取締役会長 CEO 大谷壽輝 代表取締役社長 COO 栁瀬徹次

当中間期の業績について

当中間期におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の「5類感染症」への移行に伴う行動制限の緩和に加え、雇用や所得環境、企業収益が改善し、景気は緩やかな回復傾向に向かっておりましたが、長引くウクライナ情勢による資源価格高騰の影響等による世界的なインフレが継続し、景気の先行き不透明感を払拭するには至りませんでした。

このような状況のなかで当社グループは、中期経営計画最終年度の目標数値達成に向けて、「新たなステージへの挑戦」のスローガンのもと、次世代エネルギーへの対応力を強化するなど、グループ全体で持続的成長を支える収益基盤の構築に取り組んでまいりました。

その結果、当中間連結業績は、受注高327億6百万円(対前年同期比1.5%減)、売上高265億7千8百万円(同3.3%増)、営業利益27億2千2百万円(同2.8%減)、経常利益29億3千8百万円(同5.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は22億2千8百万円(同5.2%増)の計上となりました。

今後の展開および見通しについて

今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の収束に向けた動きを反映して、国内需要を中心に景気の持ち直しが続くと思われますが、実質賃金の低迷が長期化することによって個人消費の回復が遅れる可能性がある一方、当社グループを取り巻く熱エネルギー関連市場では、引き続き脱炭素対応のための投資が堅調に推移することが期待されます。

このような情勢のなかで当社グループは、中期経営計画目標必達のため「改革、スピード&チャレンジ」の行動指針をグループ全体に浸透させ、顧客のカーボンニュートラルに関する情報を全社レベルで共有し、防熱技術・工法の開発を加速するとともに、差別化を図ることで業界シェアの拡大を目指してまいります。また、ESG課題への取り組みにつきましては、サステナビリティ推進のため、継続して環境面への配慮を心掛けるとともに、温室効果ガス削減のための投資や働き方改革への対応、コンプライアンスの徹底を中心としたコーポレートガバナンス体制のさらなる強化に努め、ステークホルダーの皆さまのご期待にお応えできるよう企業価値向上に邁進する所存です。

株主の皆さまには、今後ともよろしくご支援を賜りますようお願い申しあげます。

代表取締役会長 CEO 大谷壽輝
代表取締役社長 COO 栁瀬徹次
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