社会 Social

人的資本

明星グループは、経営環境が目まぐるしく変化するなか、成長を持続し競争力を強化していくためには、従業員一人ひとりが自身の力量を高めて常に挑戦を続けることが必要であると考えています。明星グループの3つの経営理念である「顧客の創造と信頼の確保」「社会への貢献」「未来への挑戦」を体現する人材の育成を目指してまいります。

人材育成

明星グループは、顧客と社会から継続的な信頼を確保することができる工事・技術部門の専門人材とマネジメント人材の育成に取り組んでまいりたいと考えています。中期経営計画のスローガンである「新たなステージへの挑戦」を実現するために、従業員一人ひとりが工事・技術に関する高い専門性はもとより、ビジネスやマネジメントの知識・スキルを偏りなく習得し、人としての持続的な成長を支援する研修体制の構築を進めております。
人材育成の取り組みとしては、OJTを軸としながら従業員の経験に応じた工事・技術に関する専門的な知識を学ぶ機会を定期的に提供するだけでなく、資格取得等にかかる研修・セミナーへの参加を奨励しています。今後はビジネススキルに加えて、人権、コンプライアンスなどの知識習得の機会を提供するためにeラーニングのほか、さまざまな手法を取り入れていきます。

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ダイバーシティ&インクルージョン

国籍や性別、障がいの有無など多様な人材の個性や能力に応じて活躍できる環境をつくることは、事業を創造するうえで重要です。明星グループでは、人生の様々な節目節目でも従業員が安心して働き続けられるよう、育児・介護休業等に関する規程において育児短時間勤務制度など仕事と育児の両立支援に向けた制度を導入しています。また、新卒採用における女性比率が低い状況が継続している結果、管理職に占める女性労働者の割合が低い状況となっています。男性労働者の育児休業取得率についても低い状況です。当社の具体的な指標及び目標については、男性労働者の育児休業取得率を2024年3月までに10%(2023年3月期実績5.0%)、採用した労働者に占める女性労働者の割合を2024年3月までに20%(2023年3月期は採用実績なし。)として設定しています。多様性の確保に向けた人材育成方針・社内環境整備方針の公表にいたっておりませんが、今後も継続して検討してまいります。

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働き方改革・従業員の健康増進

2024年度の時間外労働の上限規制適用に向け、労使で「時短委員会」を組成し事業拠点における取組状況を共有するなどし、業務の質を落とすことなく効率的な新しい働き方へと変革を進めています。また、職場環境の改善を目標として、老朽化した営業拠点の更新投資を継続していきます。
明星グループは従業員の健康を重要な経営資源と考えております。定期健康診断の実施とそれに伴う二次検査・治療の勧奨を行っていますが、今後も従業員の健康増進に向けた活動を行うほか、産業医の指導のもと安全衛生委員会を定期的に開催し、調査・審議を行い、情報の共有を図ります。その結果をそれぞれの営業拠点に展開する体制を更に整えてまいります。

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安全および品質確保に向けての取り組み

安全の確保は最優先であります。明星グループは、事業遂行のためには人的な安全と同様に顧客の要求する品質の確保についても最重点項目であると捉えています。これら安全および品質を確保するためには、各種の取り組みが必要であり、その具体的な対策として社内ルールの構築、施工計画におけるリスクの検討、作業方法・手順、危険予知活動、教育・訓練、労働災害の防止活動、品質不具合検証などがあります。
明星グループは、安全・品質確保のためには組織・仕組み・個人が一体となった取り組みが重要であり、何ひとつ欠けることがあってはならないと認識し、意識レベルの向上に努めています。
教育・訓練については、個人の安全および品質に関する意識向上と常日頃から正しい基本行動がとれるように、従業員の経験やレベルに応じた階層別安全衛生教育、品質管理教育を定期的に実施しており、教育資料は社内イントラネットにより全社横断的に閲覧可能とし情報の共有を図っています。

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