グラップルジンクプライマー

鋼構造物用重防食塗料:特許登録4245165号
特許申請中(国内2件・アメリカ1件)
塗料系の従来防食技術の欠点
塗料系の従来防食技術の欠点

ジンクリッチペイント(ZRP)とは、亜鉛めっき鋼材のように腐食に対して塗膜中金属亜鉛が犠牲的に溶出することで、鋼材に電子が供給され、安定にするという代表的なカソード防食技術の一つです。

しかしながら、沿岸地域などの高い腐食環境下においては、飛来してくる塩分によって亜鉛の消耗が激しくなるため、耐用年数が短くなるという欠点があります。

特に、沖縄県・茨城県鹿島・北海道苫小牧など三大腐食地域でのジンクリッチペイントを用いた重防食効果がなくなることが多々見受けられます。

グラップルジンクプライマーの開発
グラップルジンクプライマーの開発

従来品の有機系ジンクリッチペイントに特殊な光触媒を添加した光触媒含有ジンクリッチペイント(グラップルジンクプライマー)を開発しました。

光カソード防食
光カソード防食

太陽光の紫外線を受けた針状導電性酸化チタンにおいては、その内部で電子が発生します。
この電子が金属へ移行する事によって金属自身の電位(腐食)がより低い電位(防食)に下がり、例え塩分が存在しても金属は錆びることはありません。
光によって金属を錆びさせないことを『光カソード防食』と呼ばれています。

グラップルジンクプライマーの防食理論
グラップルジンクプライマーの防食理論

グラップルジンクプライマーは、ジンクリッチペイント中の亜鉛の高防食性に加え、太陽光の紫外線を受けた針状導電性酸化チタンからの光エネルギー変換から得られた電子により、強腐食環境下においても優れた防食性を長期間機能させることができます。

グラップル重防食塗装システム
塗装工程塗料名材料系統標準使用量
(g/m2/回)
標準膜厚
(μm/回)
プライマーグラップルジンクプライマー光触媒含有有機系ジンクリッチペイント75075
下塗りグラップル下塗浸透性変性エポキシ樹脂下塗塗料(弱溶剤形)510100
上塗りグラップル上塗HBU厚膜型ポリウレタン樹脂上塗塗料(弱溶剤形)22055
グラップル上塗HBF厚膜型ふっ素樹脂上塗塗料(弱溶剤形)

上塗り: 環境条件によって選択可能

グラップル重防食塗装システム
促進試験

紫外線照射複合サイクル試験:JIS K 5621に準拠

紫外線照射複合サイクル試験 紫外線照射複合サイクル試験
  • 従来品

    有機系ジンクリッチペイント
  • 開発品

    グラップルジンクプライマー
  • 有機系ジンクリッチペイント
  • 沖縄環境
    約6年相当
  • グラップルジンクプライマー

開発品には腐食抑制効果あり

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中央研究所TEL. 053-522-1177FAX. 053-522-2798
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