保温材に水分が浸入すると保温材直下の炭素鋼の腐食が発生するケースが見受けられます。特に海岸部など塩分が多い環境下にある場合や運転温度が60~80℃の比較的低い場合に腐食が発生し易くなります。
保温材直下の炭素鋼の外面腐食

保温材に水分が浸入すると保温材直下の炭素鋼の腐食が発生するケースが見受けられます。特に海岸部など塩分が多い環境下にある場合や運転温度が60~80℃の比較的低い場合に腐食が発生し易くなります。
1.塗装による母材の保護
2.保温材吸水抑制
3.外装材継ぎ目シーリング
『ケイカルエースWIN』は軽量・高強度・低熱伝導率であるけい酸カルシウム保温材(JIS A 9510 1号-15相当品)の内側に特殊防錆顔料(亜リン酸カルシウムと亜硝酸型ハイドロカルマイト)を固定化させた新しいタイプの保温材です。
特殊防錆顔料には次のような性質があります。
・亜リン酸カルシウムの防食作用
・亜硝酸型ハイドロカルマイトの防食作用(陰イオン交換反応)
『ケイカルエースWIN』は特殊防錆顔料の2つの性質で高濃度の塩分環境下、または水分が浸入しても従来の保温材と比較すると遥かに優れた防錆性能が期待できます。
WINには腐食抑制効果あり
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