LNG船
LNG・LPG
LPG(液化石油ガス)とクリーンエネルギーとしてますます世界的に需要が高まっているLNG(液化天然ガス)。これらは、超低温で冷却・加圧して液化するため、完璧な保冷施工が求められます。当社は永年培った超低温保冷技術を駆使し、現地の液化設備から運搬船、国内の貯蔵設備に至るまで、LNG・LPGに関する一連の保冷工事に世界有数の実績を残しています。
アルミ製の球形タンクをスカートと呼ばれる円筒形構造で支持し船体に据付けられている運搬船です。
-
-
LPG船
当社は、エチレン設備、LNG出荷・受入基地等の極低温分野での防熱技術及び、豊富な施工経験を生かし、1970年よりモス方式球形タンク防熱システムの研究・開発を進めてまいりました。
2 層構造の防熱パネルにてLNGの蒸発を低減しています。
-
防熱パネル
-
モス方式球形タンク防熱全体像
-
蓄圧式シリンダータンク防熱全体像
パネルシステムの特徴は、低温側に熱膨張が小さく割れが起こりにくいフェノールフォームを、常温側には熱伝導率が小さく、自己接着を有するポリウレタンフォームで一体成形された防熱パネルを採用し、各パネル間の目地部には現場でポリウレタンフォームを注入発泡し、タンク防熱全体を一体化させることによって優れた断熱性能を有しています。
基地内に設置されているバルブやポンプからLNGの飛散を防止するためのカバーです。
NATURAL GAS
01 製造 |
液化プラント LNGは地下から採掘された天然ガスを-162℃まで冷却・加圧し液化させます。これにより天然ガスの容積は気体時の1/600 となり、大量輸送や貯蔵のメリットがあります。 | |
---|---|---|
02 出荷 |
出荷設備 極低温に冷却して液化したガスは慎重に船に積み込みます。 | |
03 運搬 |
LNG船・LPG船 消費地まで運搬船により海上輸送します。低温液化ガス(LNG、LPG)の運搬船にとってタンクの防熱は重要であり、当社の防熱技術は液化ガスの蒸発(ボイルオフ)損失を最小限に抑えています。 | |
04 受入れ |
受入れ設備 接岸されたLNG船からLNGを荷揚げする設備です。 | |
05 貯蔵 |
貯蔵 LNGは液体のままタンクに貯蔵されます。地上タンク、地下タンクとあり、いずれも当社の防熱技術が駆使されています。 | |
06 供給 |
気化設備
LNGを気化して天然ガスに戻す設備です。 熱量の調整後、都市ガスや発電用燃料として供給されます。 |
当社中央研究所において、防熱パネルやパイプカバー等、各種用途に応じた冷却試験を行っています。
CONTACT
大阪営業部 | TEL. 06-6447-0261 | FAX. 06-6448-3281 |
---|---|---|
東京営業部 | TEL. 03-3206-7909 | FAX. 03-3206-7926 |
長崎営業部 | TEL. 095-824-5411 | FAX. 095-824-4274 |
大阪技術課 | TEL. 06-6447-0280 | FAX. 06-6447-0351 |
東京技術課 | TEL. 03-3206-7952 | FAX. 03-3206-7924 |